【フランス】アンドル川にきらめくダイヤモンド「アゼ・ル・リドー城」

ロワール渓谷の古城群の一つ「アゼ・ル・リドー城」

フランス北西部を流れるロワール川。その流域には歴史上の重要都市が点在し、フランス王家の華やかな宮廷文化が育まれてきた。

ここには300を超える美しい古城群があり、2000年に280kmにわたる流域が世界遺産に登録された。

その中でも比較的小ぶりなアゼ・ル・リドー城。ロワール側の支流であるアンドル川の中洲に建つ。

アンドル川 (Indre) は、フランス中部を流れる川であり、ロワール川の支流である。水源はシェール県のプレヴランジュ近郊。アヴォワーヌの北方、シノンの原子力発電所付近でロワール川に合流する。 アンドル県とアンドル=エ=ロワール県の語源である。

文豪バルサックも讃えた「アンドル川にきらめくダイヤモンド」

その姿が水面に映る様は、まるで絵画のような美しさである。

初期フランス・ルネサンス様式が取り入れられた華麗な城は、フランスの文豪バルザックも「アンドル川にきらめくダイヤモンド」と讃えたという。

城がある場所には、もともと12世紀初頭に建設された城塞があったが、14〜15世紀にフランス・イングランド間で起こった百年戦争の際に消失し、

その後、1514〜1528年にかけて、フランソワ1世の統治下で徴税官兼トゥール市長を務めていたジル・ベルトロがかつての城を基礎に築城を始めた。実際には彼の妻フイリップ・レスバイが、築城工事の指揮をしたため、全体に女性的な優雅さが漂っている。

しかし、1528年、ジル・ベルトロが横領の罪に問われて、城は未完成のまま王に没収された。

以降、城主を変えながら幾度も増改築が繰り返され、1905年に国有となって内装が一新され、現在はルネサンス期のコレクションが展示されており、各時代の各城主が残した貴重な調度品は、一見の価値がある。

アゼ・ル・リドー城の内装の様子

アクセス

パリからトゥール駅までTGVで約1時間、駅から車で約30分。

開館時間

4〜6月、9月:9:30〜18:00
7〜8月:9:30〜19:00
10〜3月:10:00〜12:00/14:00〜18:30

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