【ドイツ】ザクセンの栄華を伝えるモーリッツブルク城。貴族たちの華やかな舞台。

ドイツ東部のチェコとの国境にほど近いザクセン州の州都ドレスデンの郊外に、まるで絵本にできてきそうなメルヘンチックな外観の水上に浮かぶモーリッツブルク城があります。

このお城の起源は、ザクセン大公モーリッツによって1546年に建てられた猟館に遡ります。

その後、17世紀末〜18世紀前半にかけて、ザクセン選帝侯とポーランド国王を兼任したアウグスト強王の名により、ルネサンス様式からバロック様式に改築されました。

ドレスデンのツヴィンガー宮殿を手がけた建築家が設計を担当し、左右対称になるように建物が増築され、城の周囲を掘り下げて人工池を作り、まるで水上に浮かんでいるかのような優美な姿に生まれ変わりました。

現在、このお城は王のコレクションを展示する美術館となっており、ヨーロッパ有数と言われる大ジカの角のコレクションや様々な鳥の羽を用いた調度品が展示され、猟館としての歴史を物語っています。

ヨーロッパ有数と言われる大ジカの角のコレクション

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