【ドイツ】19世紀の貴族が抱いた中世騎士物語への憧れから生まれた絶壁にそびえる美しい「妖精の城」リヒテンシュタイン城

リヒテンシュタイン城はバーデン・ヴェルテンベルク州の町リヒテンシュタインに立つお城。

城の起源は12世紀ごろに築かれた砦に始まります。14世紀以降は市民の反乱やオスマン帝国軍などの攻撃によって幾度も破壊され、ついに廃墟となっていました。

しかし、1803年に公爵フリードリヒ2世によって廃城が撤去され、現在の城の前身となる狩猟の館が築かれました。

現在の美しい姿の城に生まれ変わったのは19世紀のことで、ドイツの作家ヴィルヘルム・ハウフによるこの地を舞台にした小説「リヒテンシュタイン」に感銘を受けたヴェルテンベルク大公によって、1840〜1842年にかけて、物語にのっとってネオ・ゴシック様式のお城が再現されたのです。

現在は、ヴィルヘルム・アルベルト・ウラッハ公爵が城を所有しており、武器のコレクションなどが公開されています。

アクセス:シュツットガルト中央駅からロイトリンゲン中央駅まで列車で約40分、駅からトライフェルベルクまでバスで約40分、バス停から徒歩約30分。

ベストシーズン:6月〜8月

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