【ドイツ】ルイードヴィヒ2世の父、バイエルン国王マクシミリアン2世によって改築された高台に建つ黄色いお城「ホーウェンシュヴァンガウ城」

【ホーウェンシュヴァンガウ城の歴史】

美しく澄んだアルプ湖を望む山中にそびえるホーウェンシュヴァンガウ城。周囲に広がる森に美しく映える黄色い城は「狂王」の異名を持ち、ノイシュバンシュタイン城を築いたルートヴィヒ2世の父、バイエルン王国マクシミリアン2世によって建てられました。

バイエルン国王マクシミリアン2世

彼は父親のルートヴィヒ1世や息子のルートヴィヒ2世とは異なり、非常に人気があり、個人的な贅沢よりも政府の事業に大きな関心を持っていた。

もともとの名前はシュヴァンシュタイン城といい、シュヴァンガウの王が12世紀に建てたものでしたが、その後、跡継ぎが途絶えて廃墟となっていたところ、1832年にマクシミリアン2世が購入してネオ・ゴシック様式の城に改築、お城の名前もホーウェンシュヴァンガウ城と改められました。

ホーウェンシュヴァンガウ城には、至るところに中世騎士伝説を描いた壁画があり、この城で幼少期を過ごしたルイードヴィヒ2世は、ワーグナーと中世騎士伝説に耽溺し、次第に伝説と現実の狭間に迷い込んでいったといいます。

「狂王」と呼ばれた息子のルイードヴィヒ2世

シュヴァンガウという地名は、ドイツ語で「白鳥の里」を意味し、リヒャルト・ワーグナーのオペラ「ローエングリン」で知られる白鳥伝説ゆかりの地でありました。

【地図】

【ホーウェンシュヴァンガウ城への行き方・アクセス】

ミュンヘン中央駅からフュッセン駅まで列車で約2時間、麓のチケットセンターまでバスで約10分、そこから徒歩約20分(馬車も用意があります)

【開館時間】

4月1日〜10月15日 8:00〜17:30
10月16日〜3月31日 9:00〜15:30

【ベストシーズン・季節】

6月〜8月

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